手段と目的

だから、DIについて、小難しいこといっても、ほとんどの人はついてこない、理解しない。もっと誰でも理解できるようにメリットを話さないとだめ。
DIを意識させたらキャズムは超えられない - ひがやすを blog

(キャズムを超える前に深く潜行した気がするが)全くもって同意する。

既に何度も経験しているが、DIという言葉とその意味に関しては非常に伝わりにくい。(まあ、私自身は初めてファウラーの記事を見たときは、その意味が全く解らなかった訳だが)

説明しようとすると小難しくなってしまい、使うことに着目してしまうともう駄目。「依存性の解決」「制御の逆転」。マネジャは頭に疑問符を浮かべ、SEは半笑いになったりする。営業のネタには絶対にならない。

かく言う私も、採りあげる場合は「〜を実現するためにDIという技術を採用しています」とわざと曖昧にして、それ以上に深い部分に言及する類の人だけに説明をするようにしている。

まあ、インパクトの大きさでいえば「オブジェクト指向」よりはテーマがまだ絞られるだけましか。