我が業界にも希望降任制度を

[社会] 課長からヒラに自ら降格も!「希望降任制度」人気のワケ RxR R25.jp

「降任」と呼ぶのは気にくわないが、我々の業界でもマネジメント職の方が職制上、上位である会社が殆どなので、こう呼ぶのは仕方無いだろうか。

なりたくもないのにラインマネジャになったり、柄にもなくプロジェクトマネジャになったりして、腐ったり、体調を崩したり、挙げ句の果てには流行の鬱病になったりして休職、最悪は退職というコースを辿る不幸な人たちがたくさんいるのをなんとかしたいのだ。

マネジャという職種は経験を積めば誰でもできるとか、歳も年だし技術的に新しいことを覚えて貰うのもきついだろうから、マネジャでもやって貰おうなんて軽く考えている人が多いが、それはとんでもないことだ。マネジャはセンスとスキルが必要な職種であり、年を経れば誰でもなれる訳では無い。(一般的にプログラマより不足していることからも、より難易度は高いと考えられる)

若い頃というのは仕事の一端しか見えないもので、マネジャなんか五月蠅く文句ばかり言っているだけで技術的なことなんて解ろうともしないし、我々の気持ちなんて分かってくれない。気楽なもんだ。という勘違いをしている場合が多いので、ある程度技術者として経験を積んだベテランであっても、何の心構えも訓練もなく、いざマネジャに任命されてしまったりすると、大抵は不幸なことになる。

基本はキャリアパスをしっかりと管理すること。他薦であれば勿論のこと、自ら希望する場合であっても、職種を変わる場合はよくよく相談の上、最後は自分で決めること。

それでも、人好くなし崩し的に任命されてしまうことがあるはずで、そんな時はペナルティ無し※に途中で職種を変わる制度が必要だと思うのだ。

あれ、なんでこんなネタ書いたんだっけかな。

※ペナルティー無しに、というのは「降格では無しに」という意味。職制上マネジメント職から引くことで職位や等級が下がる(結果として給与と賞与が下がる)ことはペナルティーには含まない。(自らそれを選択するのだから)