Microsoft Application CenterTestとプロキシ設定

Microsoft Application CenterTest (Visual Studio 2003 Enterprise Archtect同梱版 以降act)は、テストを行うための動作をレコーディング(記録)することができる。この機能を開始すると空のブラウザが起動され、そこにURLを入力して接続すると、そこからの接続情報とブラウザを介してサーバに送信するリクエストがVBScriptの形式で生成されて、それをテストスクリプトとして再利用できるのである。

わざわざこの古めのツールを使っているのは、この一連の操作とテストが非常に手軽で使いやすいからなのだが、先日、仕事場のネットワークが変わった後初めて同機能を使ってみた所、何故かブラウザの操作が記録できない、それどころかact経由で起動されたブラウザが全てのURLに対して何も接続できないという状況である。

最初は全く原因が掴めなかったのだが、この機能、ブラウザのリクエストとレスポンスを記録するためにlocalhostへのリバースプロキシを使用しており、そのために元々ブラウザに設定してあるプロキシ設定(認証付き)を上書きしてしまうのである。前にもここで書いたと思うが、仕事場からのインターネット接続はセキュリティ及び内部監査のため、現在はリバースプロキシが介在しており、それを抜きにして外部URLに接続することができないのである。これではお手上げだ。

と思ったら、actのプロジェクトのプロパティにちゃんとプロキシの設定があった。

いやいや、まだまだ使えそうで安心した。ちゃんと調べてみるもんだ。
プロジェクトの Proxy オプションの設定 - Microsoft Application Center Test 1.0 - MSDN