ASUS Eee Pad Transformer - ソフトウェア編 その1

ASUS Eee Pad Transformerに関して前回はその概観を紹介した。

システム情報について


Androidのバージョンは残念ながら3.0.1であり、3.1では無い。また、ビルド番号が"HRI66.jP_epad-8.2.3.13-20110511"とありSKUが"JP"であることが分かる。

以前にファームウェアの更新方法を紹介した際に、日本版もSKUは"WW"つまりWorldWideではないかと思ったのだが、私の希望的観測でしかなかったらしい。 FTPサイトを見るとAndroid 3.1に対応したファームウェア 8.4.4.5はSKUがWW, US, TW, DE, CNがアップされているものの、残念ながらJPはまだ無い。通常であれば私はここで他のSKU(WWやUS)をインストールしてしまうのだが、本機は日本語キーボードを持っているため、別なロケールのファームをインストールするとこのキーボードが使えなくなる可能性が高いため、我慢している。

なお、ドック側にもバージョンがあるようだ。

ADBインタフェースドライバのインストール

Nexus Sもそうだったが、最近の機器は標準のドライバでは接続できない。本機も例外ではなくADBを使用する際に必要なドライバは自分でインストールする必要がある。

本機をUSBコネクタで接続するとプラグアンドプレイが動くがASUS Android Composite ADB Interfaceが見つからずインストールに失敗する。

ドライバはASUSのサイトからダウンロードできる。いくつかあるのだが今回は本国のFTPサイトからインストールすることにした。

デバイスマネージャで見るとインストールが失敗しているデバイスがあるので、上記でダウンロードしたドライバを展開し、そこから同ドライバをインストール。

これでOK

インストールが上手く行けばADBが使えるようになっているはずだ、adb devicesコマンドで導通を確認する。

これでEclipse等からデバッグもできるようになった。