バランス

ここ数年、私の周りではソフトウェアの開発技術やそのプロセスよりも、それ全体を管理するプロジェクトマネジメントを重要視する傾向が強くなってきている。これは別に新しい時代の到来などではなく、大規模なソフトウェアが汎用機上で開発されていた時代に戻っただけであり、私にとっては正直詰まらないことだ。(PMBOKとか新しい言葉で管理手法を説いているが、プロジェクトマネジメントやそのコントロールの基本は20年前から何も変わっていない)

この状態はオープン化におけるソフトウェア及びその開発技術が次々と発表され、試されてきた時期は終わり、ついにこの世界でも安定期、悪く言えば停滞期に入ったせいだと考えているのだが、この時代が暫く続くと思うとちょっとうんざりだな。