面倒な部分

ロジック自体は内容を確認した上でJavaでどのように実現するかを考えながら書き直すので仕方が無い(というか、これはリファクタリングにもなる意義のある作業だ)が、関係の無い部分、特にコメント等をいちいち書き直していくのが意外に面倒だ。
JavaからC#への移行ツールはVisual Studio 2005に添付されていたが、同様のC#からJavaも同様にあるだろうと踏んでいたのだが、甘かった。
先にツールを作っておけばよかったな。

C#のコメント行は"///"を外せばXMLなので、一旦XMLフラグメントに変換して、その後Javaコメントブロック(こちらはXMLでは無い)を構成してやれば良いはず。

/// 
/// 型やメンバを記述するサマリ要素
/// 
/// コードの記述者、所有者を記述する要素
/// 
/// バージョンを記述する要素
/// 
/// 他の型を参照する要素
/// 

to

/**
 * 型やメンバを記述するサマリ要素
 * @author コードの記述者、所有者を記述する要素
 * @since JSDK1.6
 * @version バージョンを記述する要素
 * @see IFoo 他の型を参照する要素
 */

C#Javaはコメント自体がマークアップになっており、ドキュメントを自動生成できるため、非常に重要である。
機械生成したドキュメントといっても現在の開発案件では成果物として納入対象になることも多く、疎かにはできないのだ。

追記:

C#のコメント行は"///"を外せばXMLなので、一旦XMLフラグメントに変換して、その後Javaコメントブロック(こちらはXMLでは無い)を構成してやれば良いはず。

コメントをJavaのそれに変換するだけであれば、この方法で簡単にできた。やはりXMLというのは加工が楽なので有り難い。