フリック入力とHanabi入力


五十音の行をタッチすることにより十字方向に段がポップアップするので、それを選択することにより日本語を入力する方式。「フリック入力」と呼ばれており、iPhoneAndroidIMEに採用されている。

旧来の携帯電話によるクリック行-段選択方式に比べて、慣れると非常に滑らかに素早く日本語を入力できるとのことだが、使ってみると、なるほど確かに少しの習熟期間があれば驚くほど素早く入力できるようになる。※1
私がそうだが、ローマ字変換をせず直接平仮名を入力するカナキーボード派には特に相性が良いのではないだろうか。※2

本当に素晴らしい発明であり、相変わらずAppleは凄いなと思いつつも日本語の入力に関する技術は日本人に開発して欲しかったと思っていたのだが、元祖はこちららしい。

Hanabi - Newton crafts
元々Newton用に開発したものだった、というのが趣深い。

どこぞの企業が我が物顔で自分の手柄にしてしまわないように、それをだけを願っている。


※1 OpenWnn plusWnnの良さを引き継ぎつつフリックに対応しており、私はこれを愛用している。

※2 日本語入力にもQWERTYを使うユーザは結構多いらしい。