同期? 非同期?


スレッドやタスクの話ではなくUSB Audioのデータ転送モードの話。

SONY PHA-1に限ったことではないが、最近のUSB DACはデータ転送のモードにおいて、通常の「同期モード」の他に「非同期モード(アシンクロナスモード)」に対応している。これは、非同期で制御クロックを持つことで機器側の発振器ジッターの影響を受けることが無いのがメリットと言われている。

この「同期モード」「非同期モード」、Macでは既に両方に対応しており、PHA-1も非同期モードで動作していると思われる。
Windowsの場合、巷の非同期モードを持つUSB DACでは専用のドライバを使用して対応している。というのもWindowsで提供されているUSB Audio Classの汎用ドライバはClass1のスペック(96kHz/24bit)で同期モードでのサポートまでであり、非同期モードは対応していない。

野村ケンジのぶらんにゅ〜PCオーディオ コラム:PCオーディオ基礎知識──「USB Audio Class」とは - ITmedia LifeStyle

PHA-1は非同期モードに対応していることが謳い文句の一つになっているのだが、それはMacとWindows両プラットホームでの話なのではなく非同期モードはMacだけなのだろうか。

閑話休題:
PHA-1だがPCと接続した音質がとても素晴らしく、外に持ち出さずに据え置きで使いたくなってしまっている。
今までPCで聴いてきたサウンドカードは何のためのものだったのだろう、という位にレベルの違う音質なのだ。