PHA-1の音質
PHA-1の音質の事を書こうと思ったが、書くことが無い。
DAC+アンプなので素人が解るような音質の違いがあったら却って困るのだ。 なんの味付けも無いことが良いということになるか。
音質よりも印象に残ったのはやはりこれはコンピュータ機器ではなくオーディオ機器だということだ。
その違いはどこにあるかといえば、静けさ=ノイズの無さだろう。専門的にはS/N比とダイナミックレンジということになるだろうか。
我々がスピーカーなりヘッドフォンなりで音楽を聴いていてボリウムを上げたくなるのは今よりももっと細かい音まで聴きたいからなのだが、その細かい音がボリウムを上げずとも聞こえる、オーディオ機器のレベルにあるということはそういうことを意味している。
PCはそれまで内蔵のサウンドカードを使って音を聴いていた訳で違いは歴然なのだが、比較的音質が良いとされているMacと比べても、その静けさと細かい音の聞こえの違いははっきりと解る。
今までサウンドカードにつぎ込んで来たものはなんだったのだろう。そう思わせるものがある。
その良さ故に外に持ちだすはずだったのが据え置きで使いたいと思っている訳で、早々に据え置き機を購入してしまいそうだ。