解りやすいマニュアルは重要(USBピンアサインで嵌る)

最近のマザーボードはUSBポートをフロントパネルに引き出すためのピンが用意されている。
USBはデマンドで接続するデバイスのために用意されたポートなので、フロントパネルからアクセスできるのは理に適っており、実際非常に便利である。
私も以前のマザー(X5DAE)からUSBをフロントパネルに引き出して使っており、今回もその例に漏れず同じようにマザーボードに結線したのだが、PC-DIYのブランクが長いせいかなぜか上手くいかなかった。

X8SAXのマニュアルによるとフロントパネル用のUSB10,11番のピンアサインは以下のように記述されている。

USB-10 USB-11
1 +5V 6 +5V
2 USB_PN2 7 USB_PN3
3 USB_PP2 8 USB_PP3
4 Ground 9 Ground
5 No Con- 10 Key
nection

実物はどうかとマザーボード見ると、ピンはATXパワーコネクタを北にして、

10|●|○|
  |●|●|
  |●|●|
  |●|●|
  |●|■|   
○ は空ランド

と配置されている。
同社のマザーボードはシルク印刷で■は1番ピンを指すことが規約なので1番はすぐに解る。そして、上部には10と印刷されている為、10番ピンの位置も明確だ。ならばと、私は以下のように結線した。

  |10|○|
  |8|7|
  |6|●|
  |4|3|
  |2|1|
○ は空ランド

USBパネル側ではDATA-となっているのはUSB_PN、DATA+となっているのはUSB_PPと読み替える。5は"No Connection"であり結線しない。完璧ではないか。しかし、動かない。全く動かないのである。

こうして書いているが、今私が何を間違ったのかが解った。勘の良い方やPC-DIYに慣れている人はすぐに気がつくのだろう。

さて、この後すぐに試してみよう。